日別アーカイブ: 2017年2月9日

美味しいですよね 牡蠣料理

でも食べ方がパターン化してませんか?

カキフライ・土手鍋・水炊き・酢牡蠣ぐらいなんじゃないのかな?

ちょっと手間はかかるけど簡単な

セレストでもよくやる料理を教えたいと思います。

牡蠣の豚バラ巻き

セレストでは自家製パンチェッタ(豚バラの塩漬け)を

薄くスライスして巻き付けて焼きます。

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スーパーではパンチェッタを売っているところはごく少ないので豚バラのスライスでいいですよ。

スライスは薄い方が巻きやすく焼き易い為しゃぶしゃぶ用スライスが良いのですが普通のスライスでもかまいません。

この牡蠣と豚バラに塩を打つのですが、IMG_0021塩を打って豚ばらを巻き付けて置いておくと水分が出てくるので巻き終わったらすぐに火を通して下さいね。

パンチェッタの場合はパンチェッタに塩分が多いので牡蠣に塩を打たない場合もあります。

この自家製パンチェッタの場合は、IMG_0022市販されているものよりも塩分少な目に漬けているので牡蠣にも軽く塩を打っています。

巻き付けた牡蠣を焼くのですが国産の豚バラの場合は脂分が多いので小麦粉を付けずに焼きます。

しっかり焼いて余分な脂を落としたい為です。

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外国産の場合だと脂分が少ないので小麦粉を付けて焼きます。

小麦粉を付けて焼くと焼き色が上手く付いて美味しそうに見えるからです。

フライパンで焼いていくのですがテフロン加工のものがいいですね。

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豚バラの持っている脂分だけで焼き上げれます。しかもくっつかない。

外国産の場合は少し油を使った方がいいかも。そっちの方が焼き易いのではと思います。

焼く時のポイントは豚バラを巻き終わった部分からしっかり焼き上げる事です。

しっかりと焼き上げるとつなぎ目がひっ付き豚バラが外れる事はありません。

焼き色が気になってすぐにひっくり返すとつなぎ面が外れてひっ付かなくなりますので注意。

グッと我慢です。

火加減は中火。焼いていると焼いて部分の縁がキツネ色になってくるのでそれがひっくり返す合図。

つなぎ面がしっかり焼けるとあとは少々手荒く扱ってもバラける事がないので

周りを焼きながら牡蠣に火を入れたら出来上がり。

味付けは家庭ならバター醤油にレモン汁を加えたものや

市販の玉ねぎドレッシングを絡めても美味しいと思います。

レシピは個人的には適当でいいのですがどうしてもという方からの

問い合わせが多ければ今後考えたいと思います。

レシピ本なんかは分量がしっかり書いているけれど

作り方はスペースの兼ね合いもあって簡単に書かれいる事が多いです

この料理だったら牡蠣に豚バラを巻いて焼くだけみたいな感じで

終わってしまうと思います。

僕が知って欲しいのはプロがどういう点を気を付けて

仕上げているポイントです。

こういう事がわかってくると応用が付いてくるので

料理のアレンジが簡単に思いつくようになります。

なので作る時のポイントや考え方を詳しく教えていこうと思います。