とあるイタリアンのシェフの作り方を教えてもらったところ
現地の人は頭付き・内臓付きで
しっかり塩漬けして2年ほど
漬けると言っていましたが
そんなに待てないのと
癖が強過ぎるのではないか?と思い違うやり方を紹介します
まずは上の写真のように指で卸して皮も取っておきます。
皮を取っておかないと皮が口に残るので嫌なのと
ここで取り除いておくと後の作業が楽になるためです
最低でも1ヶ月は漬け込んでおくので
使う頻度の高い容器は避けたいですね
使う塩はミネラルが入っている安い粗塩を使うといいですね
精製塩だと気持ち尖った塩気になると思います
凄く味が変わるということではないので
余っている塩でもいいですよ
今回はタッパーを使います
タッパーに塩を撒いてその上に鰯のフィレを並べていきます。
塩の量はベタ塩。たっぷりということです。
経験上塩の量が少ないときに失敗しているので
(塩の量が少ないと魚から出る液体が少なく乾燥したりカビが発生したりした為)
塩辛いものだと思ってしっかり塩して下さいね
写真の様にしっかり塩漬けして
上から落し蓋の様にラップをしてから蓋をして冷蔵庫に。
約一カ月冷蔵庫に寝かしたものが下の写真です。
魚から出た液体に浸かっている状態です
この液体が魚醤やナンプラーのベースになるものです
この液体を取り除いてオリーブ油に漬け込んだら出来上がり。
オリーブ油で漬けて冷蔵庫で保管すると油が固まってしまうので
そういうのが嫌な方はサラダ油で
漬け込むといいですよ。
ここまで仕込んだら後は
パスタや野菜炒めに使うと
旨味が増し美味しいですよね。